効率を上げる!「短くやる」仕事習慣のコツ

目次

参考書籍:「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣

「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣

作品詳細

  • 発売日 : 2023-06-09
  • シリーズ : 「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣 
  • ジャンル : ビジネス 
  • 作者 : 山本大平 
  • 出版社 : クロスメディアパブリッシング(インプレス) 
  • 価格 : ¥1540

10万部突破の『トヨタの会議は30分』著者が教える
成果を出すための「最短ルート」の通り方
発売前に重版決定! 売れてます!!

■「時間」はないのに、「やること」はたくさんある人へ

会社は「残業を減らせ」と言うけど、仕事量は増えている――。
日本のサラリーマンは、たくさんのタスクを抱えて、追われるような毎日を送っています。限られた時間の中で、たくさんのタスクを片付けるためには、一つひとつの仕事を「短くやる」ことが重要なポイントです。
「短くやる」とは、瞬時に仕事をこなすことではありません。生産性を上げて、「結果」を出すための最短のルートをたどり、できる限り短い時間で、数多くのタスクを処理することをイメージしています。

いくら早く仕事を片付けても、そこに結果が伴わなければ意味がありません。ひとつの仕事を早く終えても、やることはたくさんありますから、他の仕事が遅くなったのでは、結果として何も変わらなくなってしまうのです。
結果を出すことを目指して、遠回りせず、無駄を削ぎ落とし、すべてのタスクの「最短ルート」を見つけ出していくことが、「短くやる」の核心となります。

本書で詳しくお伝えしますが、仕事を「短くやる」ためには、まず最初に、次の「5つの原則」を頭に入れておく必要があります。

①「優先順位」を明確にする
②「余計なこと」をしない
③「先延ばし」をしない
④「人に任せられる」ものを抱え込まない
⑤「タイミング」を間違えない

■ コツさえ理解すれば、圧倒的に仕事がはかどる!

仕事を早く終えるためには、「すぐやる」ことも大事ですが、「すぐやる」と「短くやる」には大きな違いがあります。

「すぐやる」が、「やる気を出す」というモチベーションの問題なのに対して、「短くやる」は、「効率を上げる」というテクニカル(手法)な問題ということです。「短くやる」ことは、気分や感情に左右されませんから、そのコツさえ理解してしまえば、圧倒的に仕事がはかどることになります。

本書が、慌ただしく毎日の仕事をしている人たちの一助となることを願っています。

■ 本書の構成

はじめに 時間はないのにやることはたくさんある
第1章 仕事のやり直しがなくなる!「最短ルート」の見つけ方
第2章 余計なことをしない!仕事の「無駄」を削る方法
第3章 相手の感情を動かせば仕事は一気に解決する! 
第4章 仕事の「時間」と「量」が半減する!上手に「他力」を活かす方法
第5章 「先送り」がなくなる!脳のうまい使い方

\ 詳しくは↓のページより /

タスクは着手前に「全体像」を把握する

仕事を早く終わらせるには、まずタスクの全体像をイメージすることが大切です。仕事に取り掛かる前に、最終的なゴールや、その道中に発生しそうなトラブル、取るべき手順を把握することで、無駄な動きを減らすことができます。

例えば、新しいプロジェクトを進める場合、ただやみくもに動くのではなく、ゴールに至るまでのステップを逆算してみましょう。これにより、タスクの進め方が明確になり、どこで何が必要なのかを予測しやすくなります。計画を立てずに進むと、後からやり直しや手戻りが発生し、かえって時間がかかってしまうことが多いです。

「C・PDCAサイクル」を活用することも有効です。Cとは、まず現状分析(状況の確認)を指し、これを怠るとPDCAサイクルがうまく回りません。適切な情報を集め、現状を理解したうえで次のステップに進むことで、効率よく仕事を進められます。

仕事の最適化:70点を目指すことの重要性

すべてのタスクで100点を取る必要はありません。70点を目標に進め、時間や余力があれば、その後でブラッシュアップをする方が効率的です。多くの時間を費やして完璧を目指すより、まずは短い時間で成果を出すことが優先です。

この方法は、仕事のペースを保つためにも効果的です。70点の段階で一度上司に確認を取り、その後でフィードバックをもとに内容を改善していく方が、最初から100点を狙うよりも効率的に作業が進みます。

難しいタスクから着手しよう

多くの人が難しそうなタスクを後回しにしがちですが、これが仕事の進捗を遅らせる原因です。時間がかかりそうなタスクから取り掛かることで、後のタスクをスムーズに進めることができます。難しいタスクに早めに着手し、時間的な余裕を持たせることで、締め切りに追われるストレスから解放されます。

無駄を削ることで仕事を短縮する

無駄な仕事を切り捨てる

やらなくてもいい仕事は勇気を持って捨てることが、仕事を短くやるための基本です。全ての仕事が必要なわけではなく、必ずやるべき仕事(MUST WORK)と、やる方が望ましい仕事(WANT WORK)だけに集中すべきです。それ以外の「NO VALUE WORK」は時間の浪費です。思い切って不要な仕事を切り捨てましょう。

会議とメールの時間を短縮する

長時間の会議や無駄なメールのやり取りは、仕事の効率を下げる大きな要因です。会議には制限時間を設定し、議題をスムーズに進める工夫をしましょう。また、メールについては、必要最小限のやり取りに留めることが重要です。CCの使用を控え、無駄な確認メールは送らないようにし、時間を節約します。

他者の力を借りることでスピードアップ

ひとりで抱え込まない

仕事が遅れる原因の一つは、ひとりで仕事を抱え込んでしまうことです。自分の限界を超えたタスクを無理にこなそうとすると、時間がかかりすぎてしまうことがあります。必要なスキルを持つ他のメンバーに協力を仰ぎ、効率よく仕事を進めましょう。

仕事の「報連相」を徹底する

上司への報連相を細かく行うことで、仕事がスムーズに進みます。疑問点や不安があれば、こまめに伝え、適切なアドバイスを受けることで、ミスを未然に防ぐことができます。上司やチームメンバーとのコミュニケーションを密にし、適切なサポートを受けながら仕事を進めることが、短時間で質の高い結果を出す秘訣です。

自分の得意な仕事を極める

不得意な仕事は人に任せる

苦手な仕事に時間をかけるより、得意な分野に集中して圧倒的な成果を出す方が効果的です。不得意な仕事を無理にこなすよりも、それを得意な人に任せ、自分の得意な分野で成果を上げる方が、全体の生産性も上がります。

一読を勧める理由

本書には、これらの時短テクニックをさらに深掘りしたアプローチが多数紹介されています。この記事を読んで、少しでも「もっと効率よく仕事を進めたい」「成果を上げたい」と思った方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。忙しい現代社会で、貴重な時間を有効に使うためのヒントが詰まっています。

\ 詳しくは↓のページより /

目次